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東洋紡は遺伝子検査の精度を従来の10倍以上に高めた試薬を開発した。血液からがんを早期発見できる可能性が高まる。iPS細胞など再生医療の研究にも役立つとみている。同社は微量な細胞から遺伝子を増幅する試薬では約1割の国内シェアを持つ。新製品をテコにシェアを2割に高め、利益率の高いヘルスケア事業を強化する。
日本経済新聞 2016年3月25日の記事より