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遺伝子治療ニュース

アルツハイマー予防薬の国際研究に東大参加

10月17日の読売新聞(夕刊)では、アルツハイマー病を発症前に防げるかどうかを調べる国際共同研究に、日本から東京大学が参加することになったと掲載されています。米国以外からの参加はカナダ、オーストラリアに次いで3か国目です。

灯台が参加するのは、米NIHや米製薬大手イーライリリーなどが官民共同で2014年に開始した「A4」という研究。アルツハイマー病は、発症の10~20年前から脳内に「アミロイドβ」と呼ばれる異常なたんぱく質が蓄積することが分かっている。そこで、認知機能はまだ正常だが、脳の画像検査でアミロイドβの蓄積が判明した65~85歳の人を対象に、このたんぱく質を除去する薬を点滴で投与する群と成分の入っていない偽薬を投与する軍に分け、認知機能の低下を防げるかどうか調べる。来春までに世界で1150人が参加。3年間、薬の投与を継続し、早ければ20年に結果が出る見通しだ。

読売新聞(夕刊) 2016年10月17日の記事より

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