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昨年11月16日の読売新聞夕刊では、女性での発生率が高い遺伝性乳がん・卵巣がん(HBOC)に必要な治療体制設備について取り上げています。
女性のがんで最も多い乳がん。このうち5~10%は、特定の遺伝子に変異があり、2分の1の確率で子に引き継がれる「遺伝性乳がん・卵巣がん」(HBOC)とされる。
(中略) 今後、遺伝カウンセリングなど最も診療体制が整った「基幹施設」、乳がんや卵巣がんの治療を行う「連携施設」、経過観察を担う「協力施設」の3類型を認定していく。
これにより、遺伝カウンセリングができない医療機関でHBOCが判明した場合、基幹施設に紹介する流れが明確になる。
読売新聞(夕刊) 2016年11月16日の記事より