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2月12日の日本経済新聞では、乳がんや卵巣がんの検査が現在の10分の1の費用でできる新たな検査法が国立遺伝子学研究所の井ノ上逸郎教授らによって開発されたことを掲載しています。
新たな手法は、一度に大人数を調べるため1人当たりのコストを下げることができ、現在1人約20万~30万円の検査費用を2万円程度まで抑えられる。井上教授は「費用が安ければ多くの人が検査を受けられる」と話しており、2年をめどに実用化し、保険適用も目指す。ただ遺伝子に異常が見つかっても、発症のリスクは人によって異なるため、専門家による丁寧な検査結果の説明が必要となる。
日本経済新聞 2017年2月12日の記事より