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2月16日の日本経済新聞では、2006年~2008年にがんと診断された人の5年後の生存率が、統計を取り始めた1997年の患者よりも約7ポイント高い69.4%と高かったことを掲載しています。
検診などによる早期発見の取り組みや医療の進歩が生存率の向上につながったと考えられ、今後もより改善されることが期待されますが、部位によってはまだまだ課題の多いがんもあるようです。
がんの進行度を示すステージ別では、早期の「1期」と診断された人の生存率は全てのがんを合わせ85.3%だったが、リンパ節に転移するなど進んだ「3期」では40.9%に低下。早期に発見し治療を始めるほど経過の良いことがあらためて確認された。
(中略) 部位別の生存率を5年ごと10年後で比べると、胃がんや大腸がんはほぼ横ばいだったが、肝臓がんは34.1%から16.4%に大きく低下。肝機能が悪化している患者が多く、がん以外にも長期の療養が必要となる。
日本経済新聞 2017年2月16日の記事より