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5月22日の読売新聞(夕刊)では、国内初となる医療用のES細胞の作製を文部科学省の専門委員会が了承し、実用化に向けて前進したことを掲載しています。
京都大の計画では、京都市内の医療機関から、不妊治療で使われなかった受精卵を患者の同意を得て譲り受け、再生医療に使う目的でES細胞を作成する。ES細胞は、受精卵の提供から約2か月で作成できるという。
ES細胞はiPS細胞と同様、様々な細胞に変化できるが、「生命の萌芽」である受精卵を壊して作るため、生命倫理上の観点から国内では基礎研究用の作成に限られていた。ただ、海外でES細胞を使った糖尿病や脊髄損傷などの治療の臨床試験(治験)が進んできたことなどを背景に、両省は2014年、臨床研究など医療用の目的での作成を認める新たな指針を策定した。
読売新聞(夕刊) 2017年5月22日の記事より